国際保健 出生後の啼泣と自発呼吸の関係(ネパールでの観察研究) ネパールの4つの病院で、出生後の啼泣と自発呼吸の関係を調べた観察研究結果が、2020年6月のPeridatricsに報告されました(こちら)。 実は、出生後直ちに泣かないことと、その後の自発呼吸の関係というのを検討した大規模な研究はなかった... 2020.07.04 国際保健
周産期 体外受精と妊娠高血圧症候群(HDP) 体外受精のうち、妊娠高血圧症候群(Hypertensive Disorders of Pregnancy: HDP)のリスクが上昇するのは、卵子提供による新鮮胚移植ならびに凍結胚移植と自己卵子による凍結胚移植であった、とのアメリカでの研究結... 2020.07.03 周産期
本の紹介 パパのぐりぐり 今日はとても嬉しいサプライズがありました。 個人的なお話なんですが、このブログでもご紹介しています、しまずよしのり先生からお礼のお手紙がとどきました!! しかも新作の絵本まで!! この絵本もめちゃめちゃ素敵です。 うれしいです。こんなうれし... 2020.07.01 本の紹介
周産期 多胎の一人目が流・早産で生まれた場合、後続児の分娩時期を遅らせる方法(DID)は、児の予後を改善するか? 多胎の早産において、一人目が分娩になったあと、後続児の分娩を遅らせることにより、後続児の生存率が改善されるが、母体の重篤な合併症率は39%になる、というシステマティックレビューが、2020年4月のAmerican Journal of Ob... 2020.06.29 周産期
その他 ホンジュラスの女子高校生とアニソンカラオケしてみました。 こんにちは。 今回は、ホンジュラスで理事長が参加してきてたアニソンカラオケ大会の様子をご紹介します。 AMDA社会開発機構というNGOがあります。 このNGOが、ホンジュラスの首都にある高校の生徒を対象に、放課後の部活動としてアニメクラブを... 2020.06.27 その他
周産期 分娩誘発をするときに、早めに人工破膜をするといいことあるの? フォーリーカテーテルあるいはプロスタグランジンを使用した頚管熟化後早期の人工破膜は、帝王切開率を上昇させず、分娩時間を短縮させた、とのメタ解析結果が、2020年4月American Journal of Obstetrics and Gyn... 2020.06.26 周産期
国際保健 中米の国ホンジュラスで試してみた!基本的な産科超音波技術は低コストスマホ型超音波でも短期間で習得可能だった。 今回は、理事長のNPOが、中米の国ホンジュラスで、スマホで操作できる低コスト超音波診断装置(エコー)が、現地で実用可能かどうか調べてみた結果を、お伝えします。 結果は、低コスト低解像度のスマホ型エコーを使用した児頭大横径(Bi-Pariet... 2020.06.25 国際保健
本の紹介 アイゥオーラおばさま この名前を聞いて、ピンときた人はあまりいないかもしれません。 じつは、このおばさまは、あの有名な「はてしない物語」”ネバーエンディングストーリー”にでてくるのです。 私と同年代の方は、あの印象的な映画を思い出すのではないでしょうか。 少年が... 2020.06.23 本の紹介
国際保健 世界の妊産婦感染症 どのくらいの妊婦さんが感染で死亡するの? 発展途上国において、妊産婦または褥婦が感染を発症する率は、1000出生に対して、70.4人であり、死亡を含む重篤な感染症となるのは10.9人/1000出生であった、との報告が2020年5月 Lancet Global Healthに掲載され... 2020.06.22 国際保健
周産期 「産後うつと妊娠が判明したときの気持ちの関係」、 「魚摂取と産後うつ」、 「妊娠中の言葉の暴力と赤ちゃんの聴覚」、など 本日は、日本の雑誌からご紹介。 臨床婦人科産科 2020年 Vol .74 No.5から「エコチル調査からの見えてきた周産期の新たなリスク要因」 エコチル調査とは 2010年に環境省が国家プロジェクトとしてスタートさせた「子供の健康と環境に... 2020.06.20 周産期